DjangoでWebサービスを作成したいという方はどうしても使い慣れたpythonを使いたいからという理由が多いと思います。
Pythonの開発環境を整える
Pythonの開発環境から整えていきましょう。
フォルダ(ディレクトリ)ごとに個別のPythonの開発環境を整えることができます。
開発環境とは具体的に、Pythonのバージョンやインストールしてあるライブラリ等ということです。
Webサービスを実際に外部に公開する時に、VPSサーバーなどにデプロイ(実際に設置して動かす)するのですが、Pythonのバージョンと必要不可欠なライブラリを過不足なく管理しておくことが重要です。
デプロイしたらなぜか動かないという問題を避けることができます。
↓以前に書いたページを参考にしてください。
pyenv + virtualenv でPython開発環境の整備をする
Djangoをインストールする
pyenv virtualenv で環境が構築できたら、DjangoでWebアプリを作成する環境を作成します。
pyenv virtualenv 3.8.1 myenv3.8.1
とするとpython バージョン3.8.1で環境を構築できます。
myenv3.8.1というのは自分で勝手に名付けた環境名です。
なんでも好きに名付けてOKです。
この環境を使用するフォルダ内で、
pyenv local myenv3.8.1
とすると、そのフォルダ内ではmyenv3.8.1の環境が有効になります。
つまり、pythonはバージョン3.8.1がライブラリ類はこの環境下でpipでインストールしたものが使用できます。
逆にいうと、システムで使用しているpython 2.7.3や他のバージョンやライブラリはこのフォルダ内では関係ありません。
pipを使用してライブラリをどんどんインストールしていってもmyenv3.8.1という環境のみでそれらのライブラリは有効で、その他の環境を汚染しません。
開発をはじめた時はこの有り難さがあんまりわからないと思いますが、そんなもんだと思って使ってみてください。
それでは適当にフォルダを作ってその中でDjangoアプリを作っていきます。
mkdir DjangoApp
cd DjangoApp
pyenv local myenv3.8.1
pip install django
これでmyenv3.8.1という環境にdjangoがインストールされます。
実際にDjangoプロジェクトを作成する
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