ConoHa VPS(CentOS7) に最新版Chromeをインストールしてみる

Linux

VPS上でChromedriver + Selenium + Pythonでスクレイピングしてデータをどんどんためていきたいなと思って、Chrome自体をインストールを行ってみました。

CentOS7なら簡単にChromeをインストールできる

CentOS6だとyumでインストールできるgoogle-chrome-stableのバージョンが低いみたいですが、CentOS7ならほぼ最新版をインストールできます

  yum install google-chrome-stable

google-chrome-stable.x86_64 0:73.0.3683.75-1がインストールされる(現時点)

73.0はほぼ最新バージョンですね。

/opt/google/chrome/chromeがインストールされたChromeブラウザの本体

これを実行すると、不足しているライブラリがあるよと言われるかもしれません(その環境によるが、普通は言われると思う)。

  ldd /opt/google/chrome/chrome

としてライブラリを確認

libatk-1.0.so.0 => not found

のようにnot foundなlibがないか確認する。

この例であれば、

  yum install -y libatk-1.0.so.0

とかして、不足しているライブラリをインストールしよう(基本的にはこの方法でライブラリをインストールすることができます)。

ライブラリがリンクされない場合は次のようにgoogle-chrome-stableを再インストールしてみるとOK。

もし、うまくいかない場合には、google-chrome-stableをいったん削除する(アンインストールする)

  yum remove -y google-chrome-stable

でいったんアンインストールしてみて

再度

  yum install -y google-chrome-stable

これで、リンク関連の問題は解決しているはずで、うまくいくはず。

Google Chromeが正常にインストールされたかどうか確認


 /opt/google/chrome/chrome --headless --disable-gpu --window-size=1024,768 --hide-scrollbars --screenshot='google.png' https://www.google.co.jp/

これでgoogle.co.jpの画面がスクリーンショットされ、google.pngとして保存されているはず。

chrome driver のダウンロード

seleniumでスクレイピングしたいなら、chromedriverが必要なので、以下のようにダウンロード&解凍すればOK。

  wget https://chromedriver.storage.googleapis.com/73.0.3683.68/chromedriver_linux64.zip
  unzip chromedriver_linux64.zip

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