できるだけでかいモニターで作業したい!
43UD79の後継シリーズである、
LGの43インチモニター43UN700-Bシリーズが新たに発売(2019年11月)されています。
今なら価格は特選セールで56800円ぐらい。
最新43インチ・4K・IPS液晶なら、安いと思います。
そっちでも良かったのですが、2019年12月のAmazonサイバーマンデーセールで
2017年10月に発売された、43UD79T-Bが44980円という激安価格になっていたのを発見して、安さに負けて購入してしまいました。
43UN700-Bは43UD79T-Bの後継機種ですがほとんど同じですね。
43UD79-Bは脚がセンターに出ているディスプレイで、
43UD79T-Bは脚が端に2つついているディスプレイです。
2018年のブラックフライデー?時に¥40657という激安価格があったみたいですが、それ以来の激安価格ですね!
結論からいうとかなり満足しています。今年No.1の買い物だったと自分をほめたくさえなります。
43UD79は2017年に発売され、43インチ・4K・IPS液晶というハイスペックを引っ提げて9万円台という画期的な値段で市場に出ました。
しかも4つのPCから4画面を出力できるという点もあってかなり売れたと思います。
43UD79への悪評
ただ、Amazonのレビューにはかなり悪く書かれています。
- 液晶に線が入る
- ピクセル・ドット欠けがある
- スピーカーが壊れる
- LGが初期不良を受け付けず修理対応になる
- 画面の端の数ピクセルが暗い
- 定期的に画面が真っ黒になる(ブラックアウトする)
- フリッカーセーフといっていたが実はフリッカーセーフではなかった
レビューを見ると相当悪印象を持つのですが、よくよく考えると的外れな批判もあります。
液晶のピクセル・ドット欠けは液晶だとよくあるわけで、1点ドット欠けは保証してくれないメーカーがほとんどです。
液晶に線が入るというのも不良品ではよくあることで、一定確率でどのメーカーでもあります。
スピーカーが壊れるというのもたまにはありそうな話です。
これは単純に不良品に対するクレームなのですが、どうもLGが日本メーカーのように初期不良品に対して交換ではなく修理で対応しようとするようです。
確かにいきなり修理対応だと、買った側からするとせっかく買ったのに使えるのがかなり後になってしまうので不満もわかります。
そういう場合はAmazonで返品すればいいのでAmazonで買う場合はなんの問題も発生しません。
上記のクレームに対して低評価をつけている方の多くもAmazon返品で問題を解決していました。
Amazonの返品対応はかなり寛容なので、Amazonを利用するメリットはこの返品対応にあると思います。
つまり、1〜4の問題点はAmazonで購入すれば解決する問題です。
商品が到着したらすぐに商品を確認しましょう。問題があればすぐにAmazonに連絡を入れればOKです。Amazonは初期不良の返品にかなり寛容なので、LGに連絡するのではなくAmazonに連絡することでスムーズに返品できます。
”画面の端の数ピクセルが暗い”は確かに液晶の端の数ピクセルがにじんでいるようにも見えますが、はっきりいって全く気になりません。
”定期的に画面が真っ黒になる(ブラックアウトする)らしい”という問題は私のディスプレイでは起きていません。確かにこれが起こるとめっちゃ嫌だと思いますが、ファームウェアの修正で直ったか、一説には接続するためのケーブルに問題があったらしいのですが、おそらく既に解決済なのだと思います。
これは発売から2年以上たった時点で買うメリットですね。
初物は壊れがちです。
随分厳しい批判にさらされて、バグ出しが完了していると思われます。
”フリッカーセーフといっていたが実はフリッカーセーフではなかった”
これは良くないですね。基板上にはフリッカーセーフ機能を入れようとした痕跡はあるらしいので、おそらく機能を入れようとして間に合わなかったというのが本当のところだと思います。
その結果、発表にはフリッカーセーフ機能ありとしたので、炎上してしまったのでしょう。
ちゃんと確認すべきですよね。
ただ結論からいうと、ファームウェアのアップデートの結果、バックライトの点滅はかなり高速の部類(480Hz)で、チラツキは感じません。
液晶のチラツキはスマホのカメラで見るとよくわかるのですが、かなり暗くしても、43UD79はちらついていません。
43UD79の圧倒的メリット
43UD79の圧倒的メリットを紹介します。
- 画面がでかい
- 入力ポートがめちゃくちゃ豊富
- リモコンが付属しているのは思っていたよりめちゃめちゃ便利
画面がでかい=圧倒的な作業スペース
43インチのディスプレイを買おうとしている方は、圧倒的な作業スペースを期待してると思います。
これについては、言うまでもなく満たされると思います!
画面がでかいので奥行きが60cmのパソコンデスクだとちょっと圧迫感があるかもしれません。
奥行き80cm x 幅180cmの「かなでもの」のデスクを使用しているので非常に使いやすいです。
入力ポートがめちゃくちゃ豊富
画面を4分割して4つのPCから入力できるといのがこのディスプレイの売りの一つなので、入力ポートがめっちゃ豊富です。
画面を4分割して使ったことはないですが、入力ポートが豊富なのは普通に便利です。
パソコン数台持っているのでいちいちケーブルを抜き差しすることなく、リモコンで入力切替すれば、たまにしか使わない作業PCをさっと使えるのがいいですね。
もちろんPS4を接続しておけば、ゲームのディスプレイとしてもすぐに使えます。
リモコンついてると切替がめちゃくちゃ簡単です。
usb-cで接続できる
macbook pro とusb-cで接続しています。
安定的に接続できていて、特に問題は発生していません。
macbook proの充電は、ディスプレイのusb-cポートが非力なので事実上できません。
電源タップからmacbook proに電源供給すればいいので特に問題は感じません。
usb-c ⇨ macbook pro
hdmi 4k 60hz ⇨ widnows pc
hdmi 4k 60hz ⇨ ps4
と接続しています。リモコンで簡単に切り替えられるのでいい感じです。
惜しむべきはリモコンにusb-c
, hdmi3
, hdmi4
のようなダイレクトボタンをつけてくれたらよかったのですが。
リモコンではINPUTというボタンを押して、それから上下で選んでOKボタンみたいな2ステップかかります。
リモコンが付属しているのは思っていたよりめちゃめちゃ便利
リモコンはかなり便利です。
全てのディスプレイにつけてくれよと思うくらいです。
- 音量調整
- ミュート
- 画面の明るさ
- 入力切替
- 画質の調整
- 4分割画面への切替
これらがリモコンでできます。
ディスプレイの調整と言うとディスプレイについている押しにくいボタンをぽちぽち何回も押さないといけないイメージがありましたが、テレビ見たいにリモコンがついていると快適です。
ディスプレイにMacbook pro, Intel NUC(Windows PC), PS4を接続しているのですが、リモコンでさくっと入力を切替られるので便利です。
総じて、オススメですね。
43UD79TはTなしのモデルより2cm画面が低い
43UN700は足が一つで(旧型の43UD79と同じ)、43UD79Tは足が2つのモデルです。
43UD79Tの方が43UN700より2cm画面の位置が低くなります。
地味なようですが、43インチぐらいの巨大モニターになると、ちょっとでも画面は低い方が使いやすいです。
巨大な画面は、どうしても見上げがちになるので、43UD79Tはそういった面でもオススメです。
こういう人は43UN700を買った方がいい
新型の43UN700を買った方がいい人
- フリッカーセーフがどうしても欲しい
- HDR(ハイダイナミックレンジ)で映画やゲームを楽しみたい
- USB-C(60W)による充電機能がどうしても欲しい
- 高くてもOK
フリッカーセーフがどうしても欲しい
フリッカーとは液晶のLEDバックライトが点滅することによって起こる液晶のチラつきです。
フリッカーセーフ機能はLEDバックライトを点滅させず、明るさを調節できるようにして実現されています。
ただし、43UD79は480Hzという超高速で点滅しているので人間の目では点滅を捉えることはできません。
ゲームモニターの中には144fps, 200fpsという超高速モニターが発売されており、コアゲーマーが購入したりしています。いわゆるヌメヌメにゲーム映像が動いてFPSなどのゲームで力を発揮しますが、480Hzはその倍以上なので、人間には全くわかりません。
43UD79はフリッカーセーフ機能を付けようとした痕跡が基板レベルでは見られるそうですが、最終的にフリッカーセーフ機能は付属しませんでした。
フリッカーがどうしても気になる人にはフリッカーセーフ機能は必要かもしれません。
私も最初心配していましたが、43UD79を実際に使ってみて目が疲れるとかいうことはありませんでした。
スマホで動画をとるとフリッカーがよくわかるので、
スマホで43UD79ディスプレイの動画も撮ってみましたが、フリッカーによる黒い縞模様などは見れませんでした(フリッカーないんじゃない??)。
43UD79にもブルーライト低減モードは搭載されているので、私の目にはそれで十分な感じです。
HDR(ハイダイナミックレンジ)で映画やゲームを楽しみたい
ダイナミックレンジとは、要は映像の明暗がきれいにでるかどうかということです。
性能のいいディスプレイでは映像の明暗がはっきりと出て映像がより華やかに感じます。
映画やゲームには向いていると思います。
ただし、目は疲れやすくなると思います。
USB-C(60W)による充電機能がどうしても欲しい
新型43UN700のUSB-Cは60W給電に対応しており、USB-C一本あれば、Macbook AirやMacbook Proに接続して映像をモニターに映しながら同時にコンピュータを充電することができます。
配線が非常にシンプルになり、かっこいいですね。
旧型43UD79のUSB-Cポートは7.5W給電ですので、コンピュータを充電するのには厳しいです。ほとんど無理だと考えた方が良いです。
7.5Wの給電といえば、iPhone11純正の充電器ですね。
私はMacbook Pro 16インチのUSB-Cポートの一つにディスプレイを接続し映像を出力し、もう一つのUSB-Cポートからテーブルタップに接続して充電しています。
実用上はなんの問題もありません。
まとめ
43UD79には正直言ってめちゃめちゃ満足しています。
4~5万円台ででてきたら即購入で後悔しないと思います(もう一台買おうかと考えています)。
⇩アップグレード版の新型43UN700もオススメですね。
⇩2本足の新型43UN700Tもオススメです。2本足の方が2cm画面が低くなるので見上げることが少なくなって健康に良い感じです。
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