intel NUCは究極の省スペース・高性能PC!購入する際の注意点を詳しく解説しました

intel NUCってどんなパソコン?選ぶメリット・デメリット

CPU・マザーボード・電源・PCケースが組み上げられたものをNUC boxとして販売しています。

購入者はメモリとSSDのみを搭載して、Windows10もしくはLinuxをインストールする必要があります。

  • 手のひらサイズ(11cm四方)で小さく場所をとらない
  • 小さいのにかなり高性能
  • メモリやSSDを自分で購入して搭載するので比較的割安で高性能のマシンが手に入る
  • Thunderbolt 3経由でGPUを外付けすることで動画編集やゲームをすることもできる
  • 小さいのであまり拡張性がない
  • 小さいのでマシン内に熱がこもりCPUファンがうるさくなることも
  • メモリとSSDの搭載が必要
  • OSのインストール・ドライバーのインストールが必要

intel NUCは普通に使う分には十分すぎるほど高性能で安価かつ省スペースであるため、かなりオススメです。

intel NUCのラインナップ

NUCの型番は上のようになっています。何世代目かとCPUのCore iのナンバリングが型番に入っています。

最新のintel NUCは8世代目でCPUのランクの異なったCore i3, Core i5, Core i7があります。

Core i7が最上位機種で、Core i5、Core i3がそれに続きます。

  • NUC8i7BEH  Core i7 8559U
  • NUC8i5BEH  Core i5 8259U
  • NUC8i3BEH  Core i3 8109U

NUC8i7BEH  Core i7 8559U

NUC8i5BEH  Core i5 8259U

NUC8i3BEH  Core i3 8109U

USB給電ポート

NUCにはオレンジ色のUSB給電ポートが存在します。

オレンジ色のUSB給電ポートはUSB3.0の規格に対応しており900mAの給電能力があります。USB2.0の500mAと比べて1.8倍になります。

第8世代目のNUCを購入して組み立ててみた

購入したのは

  • NUC8i5BEH  Core i5 8259U  ¥47,000
  • メモリー16GB x2  
  • M.2 SSD 500GB
  • 電源ケーブル
  • Windows10 Home
  • M.2 SSD用ヒートシンク (実はいらなかった)

です。M.2 SSD用のヒートシンクは必要なくNUCにすでに設置されていました

メモリはノートPC用のSODIMMメモリ16GBx2枚セットを購入

SSDはちょっと高いけど信頼性の高いWDのBLACK (M.2 PCIe Gen3x4 8Gb/s NVMe)

ACコード

電源からコンセントにつながるACコードを購入する必要があります(多国対応のため、コンセントの形が各国で違うからだと思います)。

Windows10

マウス・キーボード

logicoolのこのコンパクトなキーボードが意外と使いやすいです。

見た目もかわいいしオススメです。

作業時間はどれくらい?

作業時間は20分ぐらい。なれた人なら10分ぐらいでできると思います。説明書はめっちゃ簡素ですが組み立てれると思います。

intel NUCの第8世代は第7世代と比べてかなり静か

intel NUCの第8世代の特徴は第7世代と比べて排熱問題が改善されてかなり静かなことです。

吸排気口の改善+CPUファンの改良により排熱問題を改善

NUCはサイズが縦横11cmと非常に小さく置き場所に困らないという大きなメリットがあるのですが、同時に熱がこもりやすいという問題点がありました。

そのため、CPUに大きな負荷がかかるとファンが大きな音をたてながら回転し、小さいサイズながらかなりうるさいという問題があります。

特に、旧モデルの第7世代NUC7i7BEHは排熱面で課題を抱えていて、高負荷が続くとCPUの温度上昇のためにCPUの安全機構が発動しパフォーマンスが低下していました(サーマルスロットリング)。新モデルでは大きな開口を確保し、排熱対策が行われています。

第8世代では、吸排気口のデザインが一新されて、旧モデルではスリットだったものが、大きく開口部を開けてパンチングメタルでガードされています。

またCPUファンも改善され、Youtubeやブラウジング程度の日常作業ではCPUの温度がそれほど上昇しなくなっています。

Core i7-8559U を搭載したNUC8i7BEH

CPUがCore i7-8559Uがラインナップ中で最も高性能です。

そのため、負荷がかかった際の発熱は大きく、温度が上がりやすくなります。

NUC8i7BEHの発熱と静音性はどう?

  • 何もしていない時 約25℃
  • Youtube, Word, Excel, インターネットブラウジング時はCPUの温度は約40℃でファンは静か
  • CPU使用率が100%のような作業をするとCPUの温度が85℃ぐらいになってCPUファンの音がかなりうるさくなる

BIOS設定を変更することで、パフォーマンスを犠牲にして静音性をとることはできる

BIOS設定からCPUのTurboBoostをoffにすると計算速度は遅くなるがCPUの温度は低いまま保てる

例えば、Pythonのようなスクリプトを使用して解析を行う時

 

  • TurboBoost OFF ⇒ CPU温度は50℃でスクリプトの計算終了時間は19分
  • TurboBoost ON ⇒ CPU温度は90℃でスクリプトの計算終了時間は11分 ファンはうるさい!!

というわけで、CPUの計算速度を犠牲にして静音性を得ることはできます。

Core i5-8259U を搭載したNUC8i5BEH

Core i7を搭載したモデルと比べて発熱は小さいため、心配要素が少なめであると言えます。

実はCore i7-8559UとCore i5-8529Uの性能差はそれほど大きくなく、価格差は13000円ほどあるため、ほとんどのユーザーにとってCorei5-8529U搭載モデルの方がオススメです。

Core i3-8109U を搭載したNUC8i3BEH

Core i3-8109Uを搭載したNUC8i3BEHは性能がi7,i5モデルと比べてかなり劣ります。

そのため、ちょっとしたインターネットブラウジングなどで使う人にオススメです。ただし、PCを日常的に使う人であればCore i5モデルをオススメします。

Core i5 と Core i7の性能差はほとんど感じれませんが、Core i3とCore i5の性能差ははっきりと感じ取れます。

まとめ

大きな負荷をかけた時の熱の問題以外はかなり優れた小型PCです。

通常使用時ではほとんどファンの音も聞こえません。かなりの静音性を実現しています。

GPUが貧弱なので動画編集でエンコードを多用する人には不向きかもしれません。

ただし、eGPUという方法があってGPUを外付けすることができます。

NUCにはThunderbolt 3のポートが存在するので高速にデータを転送することができます。Thunderbolt 3の転送速度は40Gbps(毎秒40ギガビット、1バイトが8ビットなので、一秒間に5GBのデータを転送することができます)と非常に高速です。そのため、外付けGPUをあたかも同じマザーボードに存在しているかのように扱うことができます。eGPU(外付けGPU)を接続して動画編集はそちらで行うこともできます。

↓eGPU

Thunderbolt 3という技術のおかげで、そこそこ拡張性もあります。

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